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超やばい隠れ悪玉コレステロール『レムナントコレステロール』の正体と撃退法とは?

コレステロールに悪玉と善玉値があることは知っていましたが、
なんと、それ以外の第3のコレステロール
隠れコレステロールがあるという怖~い事実を知りました。

 

第3のコレステロールの正体とは・・・
隠れ悪玉コレステロールと呼ばれる
『レムナントコレステロール』 です。

 

コレステロール値が高い人はあてはまる可能性大だとか・・・
特に20代から10キロ以上太った人は要注意だそうです。

 

ヤバイ!
ばっちり当てはまります。





『レムナントコレステロール』は健康診断では調べることができない隠れコレステロールなのです。
ということは、健康診断でコレステロール値が正常値であっても
レムナントは基準を超えている可能性があり、
それは通常の健康診断では判定できないということ・・・

 

レムナントコレステロールは、
動脈を痛める力が強く、動脈硬化を起こす大きな要因となると言われています。、
増えると恐ろしいコレステロールです。



そもそも
コレステロールがどうやって作られるのかというと、
食べ物により小腸から吸収された脂肪分などが、
肝臓でコレステロール中性脂肪に変わり、
二つはくっついた状態で血液によって全身に運ばれ、
血管内で切り離されて
中性脂肪はエネルギーとなり、コレステロールは細胞の材料などになります。

 

ところが、
コレステロール中性脂肪が必要以上に作られてしまうと、
使われなかったコレステロール中性脂肪は合体したままの状態で
血液中を漂い続けてしまいます。
これが『レムナントコレステロール』です。

 

『レムナント』とは英語で『残り物』の意味・・・
そうです。不必要な残り物が血管の中に溜まってしまい、
血液中をさまよい続けているのです。

 

レムナントコレステロールは、傷ついた血管の壁から次々と侵入して
プラーク』と呼ばれる異常な組織を形成し、
血管を詰まらせて、心筋梗塞などになってしまいます。

 



『レムナントコレステロール』は健康診断では数値として出てきません。
健康診断の検査結果などから、計算によって出すことができます。



健康診断を受けると後日もらえる検査表。
「HDL(善玉)コレステロール
「LDL(悪玉)コレステロール
などの記載があります。

 

この検査結果「善玉」と「悪玉」の数値を足しても「総コレステロール」に足りません。
この足りない部分のほとんどが「レムナントコレステロール」なのです。



悪玉コレステロール・レムナントコレステロールなど、血管に悪い影響を及ぼすコレステロールを、
「non-HDLコレステロール」(HDL善玉コレステロールではないコレステロール)と呼びます。
non-HDLコレステロールの値は、以下の計算で出すことが可能です。

 

『総コレステロールの数値』-『善玉コレステロールの数値』=『non-HDLコレステロール

 

『non-HDLコレステロール』-『悪玉コレステロールの数値』=『レムナントコレステロール





この『レムナントコレステロール』、減らすことはできるのでしょうか?
答えは・・・
できます。
それは、『筋肉を使うこと』です。



レムナントコレステロール
『LPL』という脂肪分解酵素によって減らすことができます。
そのLPLは筋肉で作られる物質です。
筋肉をできるだけ動かす!
これがレムナントコレステロールを減らす方法になります。



高齢になると筋肉量が落ちてしまい、LPLも減ってしまいがちですが、
日頃の生活で極力筋肉を使うことを意識していけば
LPLの量を増やすことも可能です。

 

例えば、
体操や、できるだけ歩くことを心掛けるなど筋肉を使うことを意識します。
階段の上り下りは、最も大きな太ももの筋肉を使うのでLPLを増やすには特におすすめです。



食品によってコレステロールを改善することもできます
悪玉コレステロールと同様に、
青魚に含まれる『EPA不飽和脂肪酸)』はレムナントコレステロールの増加を抑え、血液をサラサラにする働きがあると言われています。

 

 




コレステロールが作られる主な材料は肉などに含まれる脂肪分です。

 

内臓脂肪が溜まっていると、肝臓へ入り、
レムナントコレステロールを増やしてしまうことがありますので、
内臓脂肪を減らすことも必要です。

 

中性脂肪は糖分で増えやすく、
中性脂肪が増えるとレムナントが増える
甘いものや炭水化物など、糖分を摂り過ぎないように注意しましょう。