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クラウドワークスで人気の「文字入力」の仕事をして感じたこと、苦労したこと経験談

以前、文字入力の仕事をしていました。
パソコンを使っての仕事に興味があったのと、
家にいてもできる、というのが魅力でした。



ちょうど、印刷会社で募集が出ていたので申込みをして、
すぐに仕事をもらうことができました。

入力する内容は様々でした。

書籍の原稿だったり、
マンガのふきだしに入るセリフだったり、
学校の文集や組織の会報など・・・・
いろいろな文章を入力しました。

単価は、通常で1文字0.2円~0.3円ほど、
入力内容によっては1項目でいくらという価格の付け方もありました。
(数年前の話なので、現在とはだいぶ価格が違うかと思います)

けして高い金額ではありませんが、
家にいて空き時間にできるのだから仕方ないかな、
と思ってやっていました。


ところが、サクサク打てる原稿ばかりではありません

原稿用紙にきちんと書かれた原稿なら一行20文字で作業しやすいのですが、
チラシの裏とか、メモ帳とか、とんでもない原稿もあります。

手書き原稿だと癖の強い字も多くて読めません。
誤字が多い原稿もあります。

あちこち修正されていて、文脈がメチャメチャになってしまっていたり、
どこからどこにつながるか解らなかったり。

老人会や、俳句の会報などは、旧漢字がたくさん出てきて、
普通には変換できないから時間がかかるし
読み方すら解らない文字もいっぱいありました。
ひらがなも現代の使い方とは違います。


イベントの壁面展示用の模造紙に
大勢の人が書いた紙をペタペタと貼りあわせものもありました。
どこからどこへつなげていくのか解りにくいうえに、
紙が重なっているので、いちいち持ち上げて見なくてはいけません。
へたすると糊がとれて紙がはがれてしまうし・・・


全てが英語という原稿もありました。
英語の原稿は、どこまで打ったのかが解りにくく、
行を飛ばしてしまったり、
スペル間違いしてしまったりしました。


テスト問題も入力しました。
数学や化学のテストは、通常では使わないような記号がたくさん出てきます。
分数とか、化学式などはどうやって入力すれば良いか困りました。


サクサクと入力できれは、数時間で終わる仕事も、
原稿や内容によって倍以上の時間がかかることもあります。


入力だけすればOKではありません。
入力後に校正といって間違いがないか全部を見直します。

もちろんプロの校正さんがいて、ちゃんとチェックはしてくれるのですが、
誤字や、行飛ばしなどの入力ミスがあると次の仕事はもらえなくなってしまうので
自分で確認をしてからでなければ納品することができません。


ずっとパソコンを見ているので眼精疲労になり、
手や指を動かしっぱなしなことで、
指も痛いし肩はこるし

複数の仕事が重なることもあり、
締め切り近くには徹夜で作業することも多々ありました。

本当に疲れてしまって大変でした。


単価は低く、効率の悪い作業も多く、
締め切りに追われ、
時給を考えると割の合わない仕事だなぁと感じました。


私の場合は印刷会社の文字入力だったので
いろいろな原稿があり、効率も悪かったりしたのですが、

今 流行りのクラウドワークスとか、
インターネットで貰う仕事なら、
決まったフォーマットで同じスタイルのデータ入力とか
もう少し効率の良いものがあると思います。

ペース配分もしやすいでしょうから、
徹夜とかムリをしないで働くことができるように自分で調整することもできるでしょう。



副収入を得るためというだけではなく、
パソコンに慣れたいとか、ブラインドタッチの練習に
という理由で文字入力に取り組む人もいるようです。